洛東山科 毘沙門堂門跡 永観堂禅林寺 石山寺ライトアップ
2019.11.27 
   
   
   
   
   
   
   
   
   今回の毘沙門堂門跡の紅葉は、石段に落ちたモミジの葉が重要だったので、現地に7時30分に到着し、撮影をしました。すでに数台の車が駐車場にあり、誰も踏み入れてない階段を撮っていました。紅葉の綺麗な状態と葉が落ちている条件を満たす時間は短くチャンスは数日しかないのです。
出かける時点では、小雨の予報だったのですが、曇りで風もなくご覧の通りの写真が撮れました。

天台宗の門跡寺院、毘沙門堂

毘沙門堂は天台宗五箇室門跡のひとつで、高い寺格と鄙びた山寺の風情を伝える古刹である。ご本尊に京の七福神のひとつ毘沙門天を祀ることからこの名がある。創建は大宝三年(七〇三)文武天皇の勅願で僧行基によって開かれた。
当初は出雲路(上京区・御所の北方)にあったことから護法山出雲寺といった。その後、たび重なる戦乱から苦難の道をたどり、寛文五年(一六六五)、山科安朱の地に再建。後西天皇の皇子公弁法親王が入寺してより門跡寺院となった。
伝教大師が唐より将来された鎮将夜叉法という行法は、天台五箇大法のひとつとして当門跡だけに伝わる秘法である。
ご本尊の毘沙門天は、天台宗の宗祖で比叡山を開かれた伝教大師のご自作で、延暦寺根本中堂のご本尊薬師如来の余材をもって刻まれたと伝えられる。商売繁盛・家内安全などにご利益があり、一月初寅参りには福笹が授与~れ善男善女で賑わう。境内の諸堂は近世の門跡寺院特有の景観を伝える貴重なもので、その多ぐが京都市の有形文化財に指定されている・山科盆地を見おろす山腹に位置しい春の桜、秋の紅葉は知る人ぞ知る京の名所でもある。
<パンフレットから引用>