2010.6.6 新緑の上高地
もう、何度も何度も訪れている上高地。何回訪れても違う表情で出迎えてくれる上高地。
今回は、6月6日(日)に訪れました。前日は、飛騨古川の江四十八滝の入り口にあるクリンソウの花の満開の様子を写真に撮りました。
山一面のクリンソウが赤や白やピンクの花でとても綺麗でした。
その後、駅前にあるエスペラントホテルに泊まり、飛騨牛づくしの料理を堪能しました。
 このホテルは、メニューは、写真のとおりです。


さらに、帰りには3000円相当の飛騨牛もお土産にいただけるのです。それで1人13500円ですからお値打ちです。
料理だけで1万円はしてもおかしくない内容です。 3月に平湯温泉に来たときも同じようでしたがこのあたりの料理は食べ過ぎに注意が必要です。
たぶん2キロぐらいは太ったかも知れません。
 飛騨古川も静かな町で酒蔵が多くありおいしいお酒がたくさんあります。飛騨の小京都と言うだけあって、雰囲気は高山にそっくりです。
春には有名な「おこし太鼓」があり、夜の9時からまつりが始まり十数万人の観光客で埋め尽くされるそうです。
 そんな、飛騨古川を後にして、上高地へ車を走らせました。国道41号線から県道89線に左折し、国道158号線に入り、新平湯トンネルへ向かいました。
続いて安房トンネル。昔は安房峠は交通の難所でしたがこのトンネルの完成で楽になりました。
このトンネルは有料でETCカードが使えます(主導で精算機にいれなくてはなりません)普通車700円のところ400円になります。
トンネルを抜けるとまもなく上高地の入り口なのですがマイカーは入れないので沢渡(さわんど)まで行き過ぎなくてはなりません。
そこでバスに乗るかタクシーで戻らなくてはならないのです。バスは1人1000円ですが、時間待ちがあります。
タクシーだと4000円です。私はいつも、2人連れの観光客を探してご一緒していただくことにしています。
それだと1000円でゆったりとしかも早く行けます。これは帰りも同じです。
いつもバスを待つ人達は長い列を並んで待っていますがタクシーはすぐに乗れて楽なんですよ。
(以前はバスよりも4人で乗った場合で1人50円安かったのですが、今回はバスと同額になったようです。
その理由はタクシー協会と土産屋などの観光協会との間で観光バスの乗り入れについて論争があり、結果的に観光バス乗り入れ禁止の日を設ける代わりに4000円に値上げしたようです。いずれにしても自然を守るためにはバスもタクシーも全て電気自動車しか入れないように徹底すべきとは思いますが・・・・ )
 さて、余談はさておき、上高地の表情はとても素晴らしい青空と偶然でしたが観光バス乗り入れ禁止の日でしたので、観光客の少なくゆったりと写真も撮ることが出来ました。普通は3時間から4時間で明神池までの往復なのですが6時間もかけて歩きました。
いつものように5千尺ホテルでケーキとコーヒーを注文しゆっくり休んでから 風景と草花をゆっくり眺めながら鳥のさえずりを耳にしながら至福の時間がゆっくりと流れていきました。途中で4〜5m位のところにウグイスが美声を皆さんに長い時間披露していました。
 雲一つ無い青空は新緑の若葉を眩しいくらいに引き立たせ、エメラルドブルーの梓川の流れと調和して感動的な風景を見せてくれました。
行きと同じようにタクシーで帰るために2人連れの観光客を探していたら若いカップルを見かけました。すぐにOK。
ご一緒させていただきました。おかげで2000円助かりました。とてもさわやかで素敵な2人でした。確か静岡の掛川から来たとおっしゃっていました。どうぞお幸せに・・・・・(私の息子夫婦位の年齢でしょうか。親しみを感じました。)途中でタクシーの運転手さんが写真の良いスポットがあると車を止めて頂き、写真まで撮っていただきました。若いカップルの方がせっかくなのでとおっしゃっていただき4人で写真も撮っていただきました。)
とても、良い思い出になりました。
宇津江四十八滝 花の森 クリンソウ
上高地 風景 と 6月の花

五千尺ホテルのケーキメニュー
上高地で見かけた花(6月)
(上の写真)
上高地で見かけた小猿。大きさは30cmもないくらいです。
この上高地のサルは餌付されていないので決して人の手荷物などを襲ったりしません。
雪に覆われる長い冬を生き延びなければならないので餌を与えてはいけないのです。屋久島の猿もそうでした。











(左の写真)
 岐阜県の名水100選に数えられている見事な滝です。落差は30mほどです。
国道158号線から1kmほど脇に入ったところでひっそりとその優美な姿を見せています。(観光施設もなく人もいない)非常に荒れ果てた状態になっていますが残念ですね。