第27回 鳥人間コンテスト
              7月26日・27日の状況
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2003、第27回鳥人間コンテストは今日で終わりました。ご声援ありがとうございました。タイムは、優勝が2.81秒でしたが、DAIAN40thは1.82秒で 3位でした。スタートでアクシデントがありました。機体の前の部分の一部が床に引っかかってそのショックと曲げの関係で尾翼手前の胴体主軸が折れました。応急処置をすばやくして、再度のトライでした。しかし、今度は尾輪が横に倒れまたしてもひっかかてしまいましたが、何とかふわり?と落ちました。
長い長いこの夏の挑戦は終わりましたが、製作から今日まで関わって頂いた皆さんの思いや我々の思いはきっと満足できたと思います。そして、1人ひとりが何かを心に刻めたのではないでしょうか。、そして明日から又、新しい挑戦が始まります。
人力ヘリコプター部門 3位
第27回鳥人間コンテスト選手権大会
贈:読売テレビ放送(株)H15年7月27日


初出場


これで、2003年の夏の挑戦は終わりました。多くの協力してくださった方々。応援の皆さんありがとうございました。
結果は3位入賞でしたが、多くのことを勉強しました。また出来ることなら来年の参加希望者を募集したいと思います。 
 第27回鳥人間コンテストに出場することを決めて、設計を始めたのが3月始めでした。設計図提出締め切りの3月31日に提出し、5月始めに、合格通知を受け製作にかかったのは、5月中旬ででした。 大安町が町制40周年を迎え、今年の12月1日に大安町、員弁町、北勢町、藤原町の4町が合併し「いなべ市」なります。40周年を記念する事業として、大安町で第27回鳥人間コンテストに出場するコンセプトは物づくり発明クラブの子供たちや多くの子供たちに夢と希望、そしていろんな事に挑戦する心を持って欲しいという願いが中心です。その夢を叶えようと(株)デンソー大安製作所、リガ―マリンエンジニアリング、東邦テナックス、相河工業、物づくり発明クラブ指導者の皆さんの暖かいご協力を得て、役場教育委員会職員といっしょに製作いました。
 子供たちには、主翼(ヘリウムタンク)の一部のカッティングや尾翼、ローターなどの部品の一部を作ってもらいました。
主要部品で重要な部分のローターの駆動部は、デンソーの養技会の皆さんに約2週間で製作頂きました。かなり強行なスケジュールでしたが業務中も製作していただいたようでデンソー大安製作所長始め総務課関係の皆さんには者格別なご配慮に感謝いたします。
また、東邦テナックスも岐阜県神戸町の工場に突然お邪魔し無理なお願いにご理解を頂き、大阪からカーボンパイプの製作に技術指導のためにこちらに来て徹夜までして頂き感謝いたします。アルミ関係の加工や製作場所の提供では、リガ―マリンエンジニアリングに毎日お世話になりました。毎晩22時から23時ごろまでお借りしました。
 我々教育委員会の職員も仕事が終わってから毎日製作作業に打ち込んで頂き感謝しています。
あるときには、パーボンパイプの焼入れで失敗し目の前が真っ暗になったこともありました。また、前前日には、駆動部の芯が動かなくなって、1日で修理願ったり、山あり谷ありの連続でした。しかし、ようやく7月26日という当日を無事迎えることが出来ました。
・・・・・7月25日前日の朝7時30分から機体の積み込みを行うために、辻運送の協力で11t車と4t車に積み込み、教育委員会の職員5人と養技会3人の8人で朝10時にこちらを出発し現地入りしましたが、輸送も慎重にして頂き、運転手も緊張しながら汗だくでした。
午後から早速組み立てを行い夜7時ごろまで作業を行い26日のフライトに備えました。
26日は、パイロットのメディカルテェックを10時30分から受け、機体の審査(設計図との確認および安全対策の確認等厳しい審査を11時30分から受けました。これは、無事終了し合格のステッカーを頂きました。
フライトは、午後13時からで、オープニングのテープカット後ハングライダーのテスト飛行二回の後飛ぶ予定でしたが、強風のために人力ヘリコプター部門は後になり、危険度の高い滑空部門から行うことに変更されました。しかし、やはり強風のために滑空できなくてプラットホームに舞い戻ってしまったり、急降下したり飛行距離の計測不能状態が続きました。4機飛んで全て悲惨な結果でした。
風の状況が例年通りならかなりの記録が出たであろうことは言うまでもありません。
5番目の機体はプラットホームで3時間も風の状況がよくなるのを待っていましたし、幅4mの桟橋には待機する機体が強風に耐えて並んでいました。結局、ヘリコプター部門は明日の最終フライトに変更されてしまいました。
 明日、27日は予定では15時以降のフライトになると思われます。
現地においてきた機体が心配ですが、明日はきっといい記録を出して飛べると思います。(他の4チームの機体より格好もよく飛びそうなんです。) 今日は、町長はじめ100人を越える方が応援に駆けつけて頂きましたが飛べなくて残念でした。応援のリハーサルまでして頂き大安寿太鼓、物づくり発明クラブの子供たちと保護者の皆さん、町会議員の皆さん、町職員、そして多くの町民の皆さんの応援の前で飛びたかったのですが・・・・・。
出来れば明日も応援お願いします。今日の状況の写真は下のとおりです。
7月25日の様子
7月26日の様子
7月27日へ 7月27日はスタッフ8人は朝8時30分に出掛けます。支援及び応援隊は13時に文化会館を出発します。