フォトサークル写真講座

 
 
 
 

(5) 雪景色の撮り方

1. 雪景色の撮影は「準備」が大事

2. 雪をより美しく撮影するには「露出補正」を明るめに(+.3)

3. 雪の日の「色温度」は35004500Kがおすすめ

4. 雪が降っているときは「フラッシュを使う」と幻想的な写真に

5. F値は小さくする」と雪が大きく写る
6.晴天モードで冬の冷たさを引き出す

7. 色温度の高さにより青みが残り、冬の朝らしい冷え込んだ雰囲気が感じられる。昼間の光を基準にした晴天モードは現場の色がストレートに反映されるため、その時々の臨場感が感じられるのがよいところだ。

例:絞り優先オート(F8 1/40) +0.3補正 ISO200 WB:晴天

8. 雪景色撮影の正解は白くしない、明るくしない

9. 雪景色の撮影で気をつけたいのは色みと明るさ、つまりホワイトバランスはオートを使わず、晴天(太陽光)モードを基本にしましょう。朝夕の赤みを生かしたり、日陰の冷たい青みを引き出したりといった、現場の光を大切にした色表現が可能となります。

10. 逆にオートだと朝日の赤や日陰の青などに染まった雪の色が白色に補正されてしまい、平凡な印象になりがち。雪景色の冷たさを強調するために、より青みの強い色にしたい場合は、色温度設定などでホワイトバランスを微調整すると、イメージに合った色みにできます。

 

 

1/200 f4.0 ISO200

シンプルな風景の中に、雪が舞う写真。雪が降る中でストロボを光らせることで撮影 キラキラする風景は逆光で撮影


1/1600 f8.0 ISO400

樹氷やダイヤモンドダストなどのキラキラを撮影したいときは、逆光か、少し斜め横にかけての方向から光が来ている半逆光状態で撮影

雪の上にできる影を撮る

 

(6)人物の撮影

人物写真は 光、構図、アングル が重要

  光の向き3種類

  順光 ・・・影が後方にできる

自分の影に注意!

・太陽を背にしているため、時間帯によっては撮影者の影が写真に写り込んでしまうので注意

  斜光 ・・・影が横にできる

・斜光は、被写体の横から光が当たっている状態です。明るい部分と暗い部分の差がはっきり出るので、写真に立体感が生まれ

 ・光の方向によって、顔のサイドなどが暗くなることがあので、フラッシュを使うか、A4サイズくらいのレフ版を使うと良い

  逆光 ・・・影が前にできる

 ・人物が真っ暗くなる、フラッシュを使うか、A4サイズくらいのレフ版を使うと良い

・白くぼやけるハレーションに注意

② 人物写真は背景をぼかし、余計なものが入らないようにすると美しく撮ることができる。絞りを開き(Fの値を2.8など小さくする)、望遠レンズで撮影すると 人物だけが浮き上がる写真を撮ることができる。

 

絞り優先モードを使う。

・背景をボカして主役を際立せる。F値を小さく、望遠系レンズ

・日陰をうまく使う。 雲ひとつない青空の時は、日陰で撮影

・ホワイトバランスを設定。AUTOで良いが夕暮れや朝日の場合は色温度調整も良い

・レフ板を活用

ファーストカットを大切に

構図

1 主役を引き立たせる      2 海辺の撮影

写真の構図・基本編5つ 二分割法  
3 人物も風景も生かす      4 手前に被写体を置く

三分割法手前に被写体を置く   

5 放射線構図

放射線構図 

 (7) 花火の撮り方
 
35mmフルサイズ画像素子の場合のレンズ焦点別画角